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ロック50周年


期待をあおって、すみません、ロックの話題ではないです。私、全然、ロックには無論、詳しくないし、ボサノヴァ歌手だし(ロックとボサノヴァってとっても似てます、というか、私には殆ど同じ種類の感覚を与える、とか、そういう話は今回はやめときます)

とにかく、ロック50周年ということなんで、なんか有名なミュージシャンの人が新聞にかいてるのを見たら、「今の若者はロックを汚らしくて、面倒な音楽と思っている。、反逆の象徴だったロックとともに青春を送った我々が、今、格好悪くて、汚いおじさんになった今、ロックを語ったりするのがいけないのだ。」とかなんとか、そういうことが書いてありました。

謙虚に自分を振り返る姿勢に感銘をうけました。


 気になったのは、若者のロック嫌いの主原因が、
ロック世代のおじさん達の格好悪さと、汚さだっていう事です。
そんな事はないだろう、と信じたいです。
若者がロックを嫌いなのは勿論、全然、構わないけど、
その原因が、ロック好きの人達を嫌いだからっていうのは、納得行かないです。
その本人の感じ方より、周囲のどういう人が、その音楽を好んだり
きらったりするか、がそんなに大事な事、だなんて、恐ろしくて、軽々しく「私、これ、大好き」とかなんとかいう発言もおちおち出来ないです(いや、いけないと知りつつ連発してますけど)。

すべての芸術は、そういう捉え方をされてはいけないと思います。(残念だけど、遠い昔から、絵画の売れ行きとかが、画商の歌い文句とかのみならず、画商の格好良さとかで、すごく左右されていた、そうです)

仮にある会社ある部署の部長さんと、若い部下が、仕事帰りに飲みに行きます。部長さんは得意先の人とか、専務とか乗務には、満面の笑みでぺこぺこしてますが、この若い部下には、何かと無謀な注文をつけたり、ミスを全部、部下のせいにしたり、どなったり、とにかく、若い部下にとって、尊敬出来る人物、とは言いがたい人です。(そういう関係の人とは、一緒に飲みになんて、行きませんよね、あんまし、会社っぽいものの事、しらないんで、仮定がいいかげんな事をお許しください)

飲み屋さんでとりあえず、、部長さんに何とか適当にお酌とかしてたら、有線のBGMに、レッド・ツェッペリンの「ブラック・ドッグ」かなんかが流れ、ほろ酔い気分の部長さんの心は、ノスタルジーの海へ、船出してしまいます。

「ツェッペリンか、いや、懐かしいな。俺、学生のころコピーバンドやってたんだよ。やっぱりすごいな、ここ、ジョン・ボーナムとジョン・ポール・ジョーンズの息のあわせかた、ジミー・ペイジのこのリフはこのへんで最高潮に達し、云々、、いや、今の若い奴等には真似出来ないだろ、打ち込みとか、サンプリング、とかばっかりで」
とかなんとか、偉そうな感じでしゃべってます。


若い部下はだんだん頭痛がしてきて「あとで、行き着けの、大好きなDJのいるクラブにでも行こう、」と思ってます。当然ながら、その後、レッド・ツェッペリン、と聞けば、「部長さんの、底浅いうんちく」、、しか思いだせず、何となく、ああいう、ロックって、すごくイヤだ、と感じるのを禁じえなくなります。

悪いのは部長さんでしょうか。いうまでもないけど、レッド・ツェッペリンには、何の責任も、ないです。で、部長さんも、全然悪くないです。もう、完全に若い部下が、悪いです。
(珍しく、断言口調になってしまいました。)(いや、勿論、彼の感性が、本当に、ロック的なものを受け付けない、なら全然、良いんです。)

捉え方は何でも良いんじゃないでしょうか。芸術の本質とか、そういうのは、。何か、これ聞くと、元気が出てくる、とか、これ見てると涙が出る、これは、生理的に、受け付けない(この言葉には若干、疑問はかんじますが )とか、受け手の反応が芸術家の意図とかけはなれた、感想であっても、そこに、文句は言えないです。世間に向けて何かを顕し
ほうが悪いんです。、、

だけど、受け手が、どんなに浅はかな感性しかなくても、自身からわきでる何か(あるいは、殆ど何も感じない、というのも、もちろん大事な自分自身から、です)をとにかく、大事にしてほしいなあ、と思います。(もちろん、私の知る限り、自分の感覚をちゃんと頼りにしてる若者は沢山いる、と信じてます。)

ロック世代のおじさん方は、自分達がかっこ悪い事なんて、全然、気にしないで、ほしいです。(あくまで蛇足ですが、私の知ってる限り、ロック好きのおじさんで、かっこ悪い人は見たことないです)
それより、本当の、自分の感覚で音楽を聞くって、どういう事か、若者に 、示して欲しいです。
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by michaelist | 2006-05-21 17:17
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